当院では麻酔科標榜医の資格を持った産科医による
硬膜外麻酔無痛分娩を行っています。
硬膜外麻酔無痛分娩とは
脊椎の硬膜外腔というスペースに細いカテーテルを留置して、
局所麻酔薬を投与して痛みを取る方法です。
おへそより下にだけ麻酔が作用するため意識ははっきりしたまま、陣痛の痛みだけを取ることができます。赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
また、麻酔により筋肉の緊張が取れ、産道の伸びもよくなりますから会陰切開も必要ないことが多いです。産後の痛みも軽いため赤ちゃんのケアもしっかりと行うことができます。
子宮口が全開大して、もうすぐ赤ちゃんが生まれるくらいの段階になってもご家族の方と談笑できますので、立会い分娩の際もご家族の方もあまり緊張なさらず、LDR室の和やかな雰囲気の中でお産をすることができます(現在は新型コロナウイルス感染対策のため立会い分娩は休止しております)。
無痛分娩の流れ
一般的に陣痛が始まってから来院し無痛分娩を始める場合と、あらかじめ入院しておいて無痛分娩を行う場合の二通りありますが、当院ではあらかじめ日程を設定して無痛分娩を行う方法を主に行っております。安心、安全のため麻酔科標榜医、周産期・新生児専門医がずっとそばについて無痛分娩を行っております。
無痛分娩の費用
通常のお産の費用+無痛分娩費用【8万円(薬剤等別途)】が必要となります。